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3つの家と余白の間と

南幌町ゼロカーボンヴィレッジ

南幌町の気候風土を踏まえた「北方型住宅ZERO」を提案

北海道と南幌町、北海道住宅供給公社、日本建築家協会北海道支部、北海道ビルダーズ協会、北海道がおススメする住宅事業者「きた住まいるメンバー」が手を組み、南幌らしい暮らしとまちづくりを提案するプロジェクト「みどり野きた住まいるヴィレッジ(以下、きた住まいるヴィレッジ)」について、2016年から取り組みを実施してきました。

この度、2050年の「ゼロカーボン北海道」の実現に向けて、東町エリアにて「みどり野ゼロカーボンヴィレッジ(以下、ゼロカーボンヴィレッジ)」の取り組みを新たに開始し、令和5年9月より住まい手の募集をしています。これまで、きた住まいるヴィレッジで取り組んできた南幌町の気候風土やヴィレッジ内の景観、住民同士のコミュニティー創出を目指した配置などに加えて、脱炭素化に向けて、これまで以上に環境に配慮した「北方型住宅ZERO」を要件とした住宅は、環境に優しいだけではなく、太陽光発電設備を活用することで、光熱費の削減等も期待される住宅となっています。

「コンセプト」

南幌の豊かな大地の中、自然の恵みを最大限享受した環境で住人の個性を引き立てる家を計画しました。
ロフト付きの2つの子供の家とLDK によるみんなの家、そこに囲まれるように余白の間を設けました。余白の間は大開口による縁側のような空間で、趣味を楽しむ場として大きな棚を備えました。窓から差し込む光と風が、季節の移ろいを感じさせてくれます。みんなの家は家の中心にあり、部屋に囲まれているためプライバシーを確保したゆったりとした空間となっています。
小さく暮らし、大きく遊ぶ。平屋の中に自然と調和した暮らしを叶える理想の住まいです。

「脱炭素化対策」

北海道において電力使用のピークである積雪期にも発電ができるよう、壁付けの太陽光パネルとしました。売電より自家消費がお得な昨今の事情を考慮し、発電したエネルギーは昼間留守の間でも自家消費が出来るよう、太陽光発電連動型の給湯器を使用し、電力をお湯に変換し貯湯する仕様としています。暖房は電力で温めるヒートポンプ暖房とし、床下に温水のパイプを張り巡らし床下を温めます。床下から給気を取るパッシブ換気を組み合わせることで、床下暖房で温められた空気を換気に廻すことで暖房効率を高め、高断熱高気密省エネの暖かい家を実現します。

南幌町ゼロカーボンヴィレッジについて詳しくはこちらまで

南幌町ゼロカーボンヴィレッジ | 地域プロジェクト | 特集記事 | Replan(リプラン)WebMagazine

所在地/北海道南幌町

主要用途/専用住宅

設計/山下竜二建築設計事務所

施工/株式会社奥野工務店

階数/地上1階

建築面積/107.65㎡

延床面積/96.89㎡

竣工/住まい手募集中

UA値/0.28以下

窓の熱貫流率/1.2以下

窓の日射熱取得率/0.3以上

パッシブ換気システム採用

太陽光発電設備/壁面2kw以上

​時間帯選択式HP給湯器採用

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